中国北京 5/26 故宮博物院

　やっぱり北京と言えば故宮博物院ですよね。何をさしおいても行かないわけにはいきません。というか行かないわけないじゃないですか！（笑）
　この日はとりあえず単独行動日。絶対私のペースで誰かと一緒に故宮を回れるわけがありません。不定期にコースをそれてふらふらと歩き回ったり、一つの展示品をじーーーーーっとのぞき込むこともあったりそれでいて疲れて座り込んだりと。こういう場所でだけは、集団行動ができないこまったちゃんなのです。

　朝の9:40位に故宮の入り口にたどり着きます。すでに人が結構一杯います。天気は晴れ。熱気がすでに暑いです。帽子がないと日射病確実です。
　鞄の中にはミネラルウオーターのペットボトルが2本。これでなんとか生き抜こうというところです。

　入り口。ついにここまで来ました。かなり舞い上がっているのが自分でもよく分かります。入場チケット60元を買って、100元払っておつりをもらうのを忘れて離れかけました。後ろの人が呼び止めてくれたおかげで気づきましたが(笑）だめだめですね。

　そして入り口を入り、正面に見える、あの有名な建築物についにご対面！

(　ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

(；ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

(ﾟДﾟ≡ﾟдﾟ)ｴｯ!?

・・・・・・・・改装工事中でした。

ｶﾞ━━ΣΣ(ﾟДﾟ;)━━ﾝ

北京オリンピックに向けてお色直しをしていると言うところでしょうか。何度もテレビで見ていたあの連なる黄土色の屋根を楽しみに楽しみにそれはそれは楽しみにしていたので、これはちょっと、まじめにへこみましたよ。あうあうあう。

まあ、それはそれ、工事中なら工事中でしょうがないです。気持ちを切り替えます。工事をしていたのは手前二つで、そのさらに奥にあった乾清宮はみることができましたので、まだまだ幸せな方です。

建物もそうなのですが、いちおうここは博物院。展示物も多々あり楽しさ満載です。端から順に回っていって、一つ一つじっくり見ていくととてもではないですが1日で回りきれるモノではありません。テンポよく、テンポよくいかないとねー。。。

だめだ、テンポよく回ろうと思ってもいろんなところで足が止まってしまう。。。(汗）

まあ、そんな感じで歩き回っていました。途中からだんだんと疲労度も増してきます。

ラストエンペラーのシーンで有名なあの通りです。

最後の方になってくると、なんだか息が苦しくなってきました。大きく息を吸い込むと肺がめきめき言いそうに痛くなってきます。頭がくらくらして、目の前が霞みかけてきました。朝の10時に入ってから約5時間。ひたすら歩き続けていました。食事は手持ちのパンを昼時に食べただけ。持ち込んだペットボトルの水はほとんど空です。……どうも、軽い熱中症になりかけていたようですね。

さすがに倒れるわけにはいかないので、15:00過ぎに故宮を後にし、一度ホテルに帰りました。シャワーを浴びて布団に崩れるように倒れて、1時間ほど。クーラーをほどほどに聞かせた室内でおとなしくしていたおかげで、ずいぶんと楽になり頭痛も消えました。危ない危ない。

　夜は再び林さん夫妻と合流します。さらに林さんの知り合いの方と、その友人あわせて5人で夕食をいただきました。私は翌日帰国なので、林さんと一緒にご飯を食べるのもこれが最後です。彼の友人がおすすめの、荷花市場（Lotus Market)という場所にある地元の人で人気のレストランに行きます。予約を取れなかったそうで入れるかどうかわからないよーと言っていましたが、幸いテラス席に1席あいていたのでそこに座っていろいろといただきました。ここ数年で人気の出た場所らしく、まだまだ日本のガイドブックにはそれほど出ていません。人工池のほとりにあるので適度に涼めると言うことと、風が吹き抜けるのでSARS流行時に危険が少ないだろうと流行ったのだとか。
　

　美味しく夕食をいただいた後、Marketの中をぶらぶら歩き、最後の夜を楽しみました。
　本当に林さんにはお世話になりました。ありがとうごさいました。

　そしてもう一つ、今回の出張で公私にわたって役立ったのはこれ。

　

　携帯電話。プリペイドのSIMカードをいれて現地の電話番号を使えたおかげで、スムーズに連絡を取ることができました。自分のSoftbank携帯はもちろんローミングできますけど、現地の人が電話をかけるのにも国際電話になってしまうので若干抵抗がありますから。この電話のおかげで、コミニュケーションはずいぶん楽でした。ちょっと高かったけどね(笑）

　そしてついに帰国が迫ります。