中国北京 5/27 帰国日

夕食を終えてホテルに戻ったところ、パソコンのメールにこんなものがきていました。

「もし可能なら、同仁堂っていう漢方薬の店に行って、ｘｘｘｘｘっていう薬を買ってきてくれないかな。日本円で3000円くらいで買えると思うんだ。店が見つからなかったら、中国はまがい物が多いので買わなくていいです」

いろんな意味で突っ込みどころ満載です。ていうか帰国前日の夕方に送ってこられても(笑）
しかしそこはそれ、興味があるので調べてみました。北京同仁堂というお店がありました。ホテルからは電車で行けば30分程度のところ。最終日の帰国便は昼の15:00なので、午前中は全くの暇。荷物を詰めて部屋でＤＳでもやってようかと思っていたところなので、ちょうどいい暇つぶしだし行ってみるか！　ということで電車に乗ってお出かけです。

ほんと、日本にいるときとは全く異なるアクティブさですね。

　天安門広場南端、前門の向かいにある鐘楼のさらにちょっと南にその漢方薬のお店はあります。
そういやこいつはまだ見てなかったっけと思いながら写真を撮ってみたり。

　同仁堂は日本語のガイドブックにも載るくらい有名なお店のようです。建物からして立派ですね。

さて、頼まれた漢方薬の名前をメモった紙を手に、店内で近くの店員に尋ねます。これを探しているんだけど……とさしだした紙をみて、店員わずかに首をひねります。そして隣の店員にさらに尋ねます。え？　どいうこと？
　詳しく聞こうにも向こうは英語しゃべれません。こっちは中国語しゃべれません。かろうじて指さした先にはInformationとかかれたカウンターが。尋ねてみました。これ、ないですか？　って。

「ないよ」

メモを見るなり断定されました。
在庫確認とかそう言うことはしていません。
ってことは……そもそも薬そのものがないようです。

えーーーーーーーーーーーーーーーーーヽ(´Д`；)ﾉ

とぼとぼと帰り道。
北京オリンピックキャラクターのなんちゃら（名前忘れた）をみつけました。

あんましかわいくないですね(笑

そしてすべてを終えて空港へ。

北京空港の国際線では、チェックインの前に税関があります。そこで出国前の税関手続きをとるわけです。なぜチェックインの前に税関があるのかは謎です。意味がよく分かりませんが、とりあえずそのままチェックインします。

チェックイン後、おみやげを買ったりラウンジで一休みしたりしてから、飛行機に乗り込みました。離陸30分前です。飛行機の中でずいぶん待たされました。空港機能が飽和しているのは前述の通りです。離陸したのは予定時間の1時間半後でした。都合2時間待たされたことになります。………疲れた。

そして帰国。飛行機に乗っていた時間は正味2時間半程度。映画1本最後まで見られませんでした。こんなことなら離陸前の待ち時間から見られるようにしてくれればよかったのに……。

ながながおつきあいいただきましたがこれで終了です。久しぶりにダイナミックに楽しい（一部大変でしたが）出張でございました。はい。